家づくりこぼれ話!

こんにちは 

建物と土地とお金のプロ菅原です。

地盤改良工事は、

動沈下対策に役立ちます

新築するとき、

建物の重さに土地が

耐えられるかを事前に調べます。

土地の強度が足りなければ

地盤改良工事を行います。

地盤の強度にもよりますが、

工事には数十万~数百万円の費用が

必要になることがあります。

費用を抑えたいなら、

・水はけが悪い土地

・水田・沼・池などを埋め立てた土地

・河川・水田・池などに近い土地

・盛り土や切り土で造成して日が浅い土地

のように、

軟弱地盤が予想される土地は

避けた方が良いでしょう。

また、

気になる土地のご近所さんに

「新築する時に

地盤改良をしましたか?

費用はどれくらいでしたか?」

と、

直接尋ねるのも良いでしょう。

ところで、

地盤改良工事と聞くと、

「工事をすれば、地震で揺れても

建物に影響はないだろう」

と思うかもしれません。

残念ながら

揺れを防ぐことはできません。

しかし、不動沈下の

防止効果は期待できます。

不動沈下とは、

地盤の強度が

一定ではないことによって、

建物が不揃いに

沈下する現象のことです。

不揃いに沈下すると、

建物の一部分に大きな

負荷がかかります。

すると、

窓やドアの開閉が

できなくなったり、

外壁に亀裂が

入ることがあります。

最悪の場合、

負荷に耐えられなくなった建物が

倒壊することもあるんです。

誠実な業者が

ほとんどだとは思いますが、

・利益を増やすため、

  必要のない地盤改良工事を勧める

・「調査は誰がやっても同じ」と、

  施主に調査会社を選ばせない

・不十分な改良工事しか行わない

という話も耳にします。

そんなトラブルを避けたい場合や

専門家に相談したい場合は、

有資格者がいる第三者機関に

セカンドオピニオンを

依頼したほうが良さそうですね。

地盤改良が必要なのに

改良工事を行わなかったり、

不十分な改良工事しか

行わなかったために、

地震などの自然災害に関係なく

地盤が沈下し、

建物が損傷した事例があります。

自宅が被害に遭うと、

建物の補修や地盤の補強をしたり、

弁護士を通じて

損害賠償請求を行ったりと、

とにかく大変です。

最近は、

大きな地震が発生する頻度が

増えているように感じます。

土地にも建物にも、

万全の備えをしておきたいですね。

本日はこれまでです。

では、では。

「家づくりを通じて、

ご家族が幸せになるお手伝いをする」

私の使命です。