家づくりこぼれ話!

こんにちは 

建物と土地とお金のプロ菅原です。

どんな施設に

嫌悪感を抱きますか?

土地を探す時、

希望するエリア、広さ、

予算などをもとに候補地を絞り込み、

通勤や通学の利便性、

日当たりの良さなどを比較し、

より満足度の高い土地を選びます。

この時、

『欲しい条件』だけでなく

『避けたい条件』も

チェックすると後悔を減らせます。

そんな避けたい条件の一つに

『嫌悪施設』があります。

嫌悪施設には、

・騒音や振動を発生する工場、

  高速道路、鉄道、空港など

・臭気を発生する養豚場、養鶏場、

  ゴミ焼却場、工場など

・火災などのリスクがある

  ガソリンスタンド、高圧線鉄塔など

のように、

人体への悪影響の

おそれがある施設のほか、

心理的に

敬遠したくなる施設として、

墓地、火葬場、刑務所、

風俗店などがあります。

宅地建物取引業法では、

嫌悪施設については重要事項として

説明することとされています。

しかし、

嫌悪施設までの距離によっても

忌避する感覚は人それぞれですし、

他人にとっては何でもない施設でも、

自分にとっては嫌悪施設だと

感じる場合があります。

例えば、

夜勤の為、

日中を睡眠時間に充てる方にとっては、

・子どもの声がにぎやかな保育園や学校

・ピアノの音が屋外まで響き渡るピアノ教室

なども嫌悪施設に

含まれるかもしれません。

不安や恐怖に敏感な方は、

・外灯も人通りも少ない神社やお寺

・よくわからない宗教施設

などにも苦手意識を

持っているかもしれません。

また、

騒音や振動を発生させる

高速道路だけでなく、

・幅が狭いため、離合する時、

  車が敷地内に侵入する前面道路

・交通量が多いため、

  車の出し入れが難しい前面道路

も避けたいと思う方が

いるかもしれません。

そのため、

不動産会社からの説明で

満足するのではなく、

自分の足で候補地の周辺を見て、

実際の状況を

確かめることが大切です。

なお、

墓地のように、

他人にとっては嫌悪施設でも、

「自分も家族も特に気にしていない」

「静かだし日当たりが良いので、

逆に自分たちに向いている」

と思える場合もあります。

嫌悪施設が近くにある土地は、

エリアの相場より割安だったり、

割引率が多い場合があります。

そんな土地は、

お買い得と言えそうですね。

本日はこれまでです。

では、では。

「家づくりを通じて、

ご家族が幸せになるお手伝いをする」

私の使命です。