家づくりこぼれ話!
こんにちは
建物と土地とお金のプロ菅原です。
近隣で建築現場を見かけたら
住まいづくりで、
最も悩むことは費用や資金のことと、
誰に頼むのか
ということではないでしょうか。
家を建てたり、
リフォームをしたりするのには、
専門の建築会社がなければ
できないことです。
建築会社の実力を見抜くのには、
じつは建築現場を見ることが
一番のお勧めです。
近隣で見かけたときの、
建築現場のチエックポイントを
ご紹介します。
構造体を見抜く
一般の木造住宅では
材種もまちまちで、
国産材と輸入材も混在しています。
日本木造住宅産業協会の調査(図表1)
を知っておくと参考になります。
表中の梁とは柱の上に
横にかけられた部材です。
また製材とはムクの木材のことで、
集成材は厚さ30mmほどの製材を
組み合わせた材です。
建築現場でも
注意してみればわかると思います。
統計的には
建築現場で見かける柱は、
以外にも6割強が国産材です。
逆に、
梁に国産材を使っている現場は
ほとんどありません。
ムク材と集成材は、
それぞれに利点もあります。
建築会社のポリシーとして、
ゆっくり話を聞いてみるのも
よいと思います。
また、
建築は基本的には強度上の基準を
クリアしているはずです。
じつは、
現在の構造の基準では、
柱の太さや数で
強い家になっているわけでは
ありません。
逆に、
どのような工法でも、
定められている
強度の基準に従っていれば、
どこかのメーカーが
特別に強いというものでもありません。
働く人を見る
最後のポイントは人材です。
実際に工事を進めてくれているのは
職人さんであり、
それは大手メーカーでも
変わりません。
現場の作業者は、
職人気質で付き合いにくい面が
あるかもしれませんが、
正直で長く付き合える
職人さんの人となりを、
観察してみてください。
以上のように、
建築現場は、
建築会社の経営やポリシーまでを
知ることができる、
まさに情報の宝庫です。
近隣で建築現場を見かけたら、
この「おうちのはなし」で
学んだ目で観察してみてください。
おうちのはなしからでした
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。