家づくりこぼれ話!
こんにちは
建物と土地とお金のプロ菅原です。
エコハウスについて
建物の断熱や省エネが専門の
東京大学大学院工学系研究科建築学専攻の
前真之准教授が解説しています。(引用文を記述します)
Q,「ZEH水準」で2030年もバッチリ?
A、
:いわゆる「ZEH水準」は、ZEHの要求性能から
断熱等級5と省エネ2割だけ取り出した「ニセモノ」
:太陽光発電が必須の「本物ZEH」とは大違い
:太陽光発電の「2030年新築6割」の達成は
絶望的
前真之・東京大学准教授は、
「日本のすべての住宅が
ZEH水準を達成したところで、
住宅は脱炭素化しない」
と明言する。
その理由の一つは、
「ZEH水準」に太陽光発電の搭載を
求めていないためだ。
詳細を解説する。
2025年の省エネ基準適合義務化は、
国土交通省と経済産業省、
環境省の3省が合同で
2012年に取りまとめた
「当初計画」から5年遅れであり、
新築着工数の急減も予測される中で
致命的なビハインドであることは、
前回までの連載で論じた。
今回は、
2030年までに目指すとされる
「ZEH水準」への
適合義務化の意味を考えよう。
ZEHとは、
ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの略称。
ならばZEH水準もその名の通り
「消費するエネルギーを
太陽光発電で相殺してゼロにした家」
だろうと、誰もが期待する。
このZEH水準を適合義務化すれば、
当初計画にある
「2030年までに新築住宅の平均で
ZEHを実現」
という目標は、
きちんと遂行されるんじゃないか、
と感心する向きもあるやもしれない。
しかし、
ZEH水準は、期待を裏切る
まったくのニセモノにすぎないのだ。
本日はこれまでです。
NIKKEI ARCHITECTUREからでした
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。