家づくりこぼれ話!
こんにちは
建物と土地とお金のプロ菅原です。
エコハウスについて
建物の断熱や省エネが専門の
東京大学大学院工学系研究科建築学専攻の
前真之准教授が解説しています。(引用文を記述します)
Q, 賃貸住宅はいつまでも低性能?
A、
:賃貸住宅の高性能化には、
オーナーと借り手の両方に
メリットをもたらす工夫が不可欠
:太陽光発電で消費電力の大半を賄い、
低額の電気代を家賃込みとした
「超高性能賃貸」が登場
賃貸住宅の省エネ性能は
低くて当然とされがちだ。
小規模事業用の太陽光発電の
導入条件が急激に悪化する中、
東京大学大学院の前真之准教授が、
オーナーと借り手にメリットがある
実例を紹介する。
電気代定額の超高性能賃貸
この一括受電方式の長所を伸ばし、
短所を減らした「超高性能賃貸」も
既に誕生している。
30kWhの蓄電池と
昼間沸き上げ制御する
自然冷媒ヒートポンプ給湯器
「エコキュート」の併用で、
太陽光発電20㎾の発電分を
ほとんど自家消費。
系統からの買電はわずか1割程度と
エネルギー自立を実現している。
驚きなのは、
各住戸の月々の家賃に
300kWhまでの電気代を
含めていること。
断熱性能も
最上位の等級7なので、
24時間冷暖房を行っても
すべての電力消費は
300kWh以内に納まり
「電気代定額」を実現している。
オーナーの初期コスト負担は
増えるものの、
異次元の快適性による差別化や
空室率の低下が見込めるので、
十分に元が取れるだろう。
このように、賃貸住宅でも
「健康・快適で電気代も安心な暮らし」
が実現できることは、
すでに証明されている。
残る課題は、
「全ての人に届ける」
ための普及策である。
賃貸に関する
ステークホルダーそれぞれが
性能向上に取り組める仕組みづくり、
特にオーナーが積極的に
性能向上へ投資できる
環境整備が求められる。
本日はこれまでです。
NIKKEI ARCHITECTUREからでした
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。