家づくりこぼれ話!
こんにちは
建物と土地とお金のプロ菅原です。
新居の自転車置き場は?
近所の一戸建てを観察したところ、
車には専用の駐車スペースがあるのに対し、
自転車は、
軒下、カーポート、建物と塀の間など、
さまざまな場所に置かれていたとか。
そのため、
直射日光や風雨にさらされたり、
横並びに駐車した車の間を
通らなければ出入りできないなど、
不便を感じると思うところが多かったです。
ところで、
新築したら自転車を
どこに置く予定ですか?
「 新居の自転車置き場は? 」
■自転車の劣化を早める原因
自転車の耐用年数は
10年が目安とされていますが、
・走行距離が長い
・乗り方が荒い
・タイヤの空気入れなど、
定期的にメンテナンスしていない
・保管状況が悪い
などが原因で
劣化が早まることがあります。
■自転車にとって快適な環境は?
紫外線、雨、風、雪などの影響を受けず、
ほかの自転車と適切な距離を置けるなら、
自転車はゆっくり休憩できます。
外からの侵入者にいたずらされず、
蜘蛛の巣や鳥のフンなどの
心配がない場所なら、
より一層安心です。
■具体的には?
高価な自転車や
使用頻度が低い自転車なら、
鍵付きの物置に保管しても
苦にならないかもしれません。
しかし、
通勤や通学で毎日のように使う自転車の場合、
出し入れが簡単な方が楽ですよね。
テントタイプの
サイクルハウスもありますが、
風の影響を受けやすい場所だと
自転車ごと
飛ばされてしまうかもしれません。
雪が多い地域だと積雪も心配です。
そこで、
・屋根付きで、地域の気候に耐えられる
サイクルポートを選ぶ
・輪留めなどに自転車を
固定できるようにする
・雨が吹き込まないよう
サイドパネルでガードする
・新築時に、玄関内に
自転車を保管するスペースを設ける
など、
自宅に合う方法を探しましょう。
「子どもが高校を卒業したら
サイクルポートは使わないんだけど…」
という場合、
屋根付きテラスやカーポートを
期間限定の
自転車置き場にするのもいいですね。
(転倒して車に傷をつけないための
対策は必須です)
道路からの視線が気にならない
サイクルポートなら、
洗濯物干し場や
ストックヤードとして再活用できます。
■後悔を防ぐために
自転車専用の置き場があると、
見た目も良いし
劣化防止や防犯対策にも役立ちます。
とはいえ、
こだわるほど費用も増えるので、
「新築時にそこまで整えるのはちょっと…」
という場合もありますよね。
そこで、
・誰がいつまで使うのか
・何台置く予定か
・自転車を置かなくなったら撤去するのか、
別の用途に使うのか
を明確にし、
その使い方に合う予算と場所を充てましょう。
せっかく自転車置き場を設けても、
使い勝手が悪いと
家族が利用してくれないかもしれません。
家族の行動をシミュレーションして、
より満足度の高い方法を
考えたいですね。
本日はこれまでです。
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。