家づくりこぼれ話!

こんにちは 
建物と土地とお金のプロ菅原です。

「おもてなし」の家


来客のための空間


家を新しくする時には、
誰でも家族の幸せを
願っているものです。

その家族も、
大きな社会の一員であり、

家族それぞれに、
他人とのつきあいがあります。

時には、
家族以外の人を
家に迎えることもあれば、

自然と人がよりついて
集まる家にもなります。

客間としての
住まいを考えてみました。

来客のための空間


日本人の中には、
社交性を必要とする
ホームパーティを
苦手とする人も少なくありません。

人数が少なくても
親密距離を演出するためには、

空間が
小さくなれば良いのです。

その究極の姿が、
小間の茶室であったと考えれば、

客人をもてなすための
日本人独特の知恵といえます。

たとえば3畳
あるいは4畳半の広さに、

6~7人が入り込めば、
親密距離になり仲が深まるのも
間違いありません。

普段は趣味の空間として
活用しながら、
客間としても活用するのです。

たとえば、
LDKの部屋の中にもうひとつの部屋を
つくるように考えても
よいのかもしれません。

あるいは逆に、
LDKと離して、

納戸のような小さな小部屋を
隠れ家のようにするのも
魅力的です。

さらには、
庭の片隅に離れとして
つくる手もあります。

それは茶室の発想
そのものです。

たとえ庭が広くなくても、
隣地に背を向けて、

小さな庭を挟んで
LDKとのつながりを
生かすのもよいでしょう。

小間のつくり方への発想は、
いくらでもあります。

そして、とても贅沢で、
人生を豊かにしてくれる空間に
なることでしょう。

家は、
家族の幸せのために
あるものです。

それに加えて、
できれば客を迎える


「おもてなし」の家を
考えておくと、

夢はまたさらに
広がってゆくのかもしれません。

本日はこれまでです。
おうちのはなしからでした

では、では。

「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」

私の使命です。