家づくりこぼれ話!
こんにちは
建物と土地とお金のプロ菅原です。
偽の点検業者に注意しましょう
ある日、スタッフは
「偽のガス点検に注意」
という新聞記事を目にしました。
そこに紹介された事例は、
複数の容疑者が
ガス点検業者を装って高齢者宅を訪れ、
一人が高齢者に話しかけている間に、
別の容疑者が現金を
盗んだというものです。
このような窃盗犯罪以外にも、
・アンケートと称して
個人情報を聞かれた
・給湯器が故障していると偽り、
修理代金を請求された
・給湯器交換の契約をしたら
高額だった
など、
数多くの相談が
国民生活センターなどに
寄せられています。
さて、
そんな新聞記事を目にしてから
半月ほど経った頃、
スタッフ宅に作業着姿の男性が
やってきました。
手ぶらで訪れた男性は、
「近くで作業をするから
工事車両で迷惑をかけるかも」
「お詫びに、皆さんにクオカードを
お渡ししています」
と話し始めます。
会社名も個人名も名乗らず、
身分証も名刺も提示せず、
どんな工事をするかの説明もしません。
プレゼントを提案するも手ぶらです。
どう考えても不自然ですよね…。
幸い、
ドアガードをつけて対応した
スタッフがきっぱり断ると、
すぐに引き下がってくれました。
今回は断りやすいケースでしたが、
点検と言われたら
警戒心が緩んだかもしれません。
というのも、
ガスや電気などの設備は、
数年に一度の安全調査が必要なため、
実際に、正規の調査員が
室内や屋外の設備を点検するからです。
みなさん、正規の調査員は、
・事前に点検の案内をする
・顔写真入りの
身分証明書を携帯している
・点検や調査は無料で行う
などの対応をし、
その場で費用を請求したり
契約を迫ることはありません。
なお、電気設備の調査は、
電力会社が国の登録を受けた
調査機関に委託する場合があります。
そのため、
聞きなれない業者から案内が届いて、
不安になることがあるかもしれません。
そんなときは、
契約している電力会社に
問い合わせてみましょう。
届いたメールや文書が
安全だとわかるまでは
正規のものであっても、
記されたリンク先に
アクセスしない方が良いでしょう。
なぜなら、
そのメールや文書が偽物なら、
フィッシング詐欺の
可能性があるからです。
本日はこれまでです。
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。