家づくりこぼれ話!
こんにちは
建物と土地とお金のプロ菅原です。
眠りの家学
睡眠で健康になる家
1日8時間の睡眠をとれば、3分の1は
寝て過ごしていることになります。
そして、
その睡眠の時間の多くは、
我が家にいます。
もしかしたら住まいの
目的の一番大きなポイントは、
睡眠なのかもしれません。
心地よく眠り
健康になる家にするための
「眠りの家学」はいかがでしょうか?
人の体内時計は25時間
朝起きたときに、
しっかりと朝日を浴びることで
体内時計がリセットされ、
暗くなると
メラトニンが分泌されて
眠くなるのです。
またさらに、
眠気のホルモンであるメラトニンに
抗がん作用や抗老化作用が
あることもわかってきました。
夜勤をつづけることは、
サーカディアンリズムの
リセットの機会を失い、
抗がん作用が低下していると
考えられるのです。
心地よく眠れる家は、
メラトニンが分泌しやすいように
考えられている家
ということになります。
またメラトニンが
強い光を受けてセットされるように、
日光に当たることによって
体内で作られるビタミンDにも、
抗がん作用が
あるとされています。
暗くなると分泌される
メラトニンを考えれば、
明るすぎる寝室ではない方が
良いでしょう。
横になった時に
ライトが目に入らないように、
間接照明や
ブラケットライト・スタンドライトを
上手く使いこなし、
直接光が目に入るような、
ダウンライトを使うのは
避けたほうが良いでしょう。
また逆に、
明け方もわからないほどに、
暗く閉ざされた寝室も
睡眠のためには良くありません。
かといって、
家族全員に東向きの寝室を
つくることは難しいことです。
寝室のある階に、
たとえばバルコニーをつくって
窓を大きくとれば、
朝日を浴びる空間になります。
あるいは、
朝食を摂る場所を
明るくすることが、
心地よく眠れる家の
つくり方になるのです。
本日はこれまでです。
おうちのはなしからでした
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です。