家づくりこぼれ話!

こんにちは 
建物と土地とお金のプロ菅原です。

イヤシロチとケガレチ


パワースポットという言葉を
聞くことがあります。

健康や
サスティナビリティに関して、
土地の影響があると聞いても、

にわかに信じることが
できないかもしれません。

本当に
存在しているのでしょうか。

昭和のはじめに、
このことを真剣に調査した
楢崎皐月という
物理学者がいました。

満州の製鉄工場で
働いている時に、

どんなに材料を揃え、
設備やマニュアルを整えても、

工場によって
製品に違いが出ることを、

土地が持つ電流を
調べることで解決しようとしたのです。

同時に、
その土地の状況を調べると、
いろいろなことがわかりました。

植物がよく育ち、
住んでいる人も健康で、

建物にも損傷が少ない場所が
共通していたのです。

土地の電流の違いとわかり、
まったく逆の土地もありました。

その時には、
日本国内で全国12000カ所以上
の土地を調査しました。

そこで標準的な土地は
半数強の55%あり、

劣勢生育地帯は30%、

優勢生育地帯が15%あることが
分かりました。

興味深いのは、
18カ所調査した神社は
すべて優勢地帯であり、

お寺は27カ所調査して
21カ所が優勢地帯でした。

お寺の残りの6カ所は
標準生育地帯で、
5カ所で建物が
改修されていたといいます。

そして、
優勢生育地帯にイヤシロチ、

劣勢生育地帯にケガレチ
という名をつけました。

穢れるのではなく、
木枯れるという意味です。

世間には
様々な風水がありますが、

植物が良く育つ場所は、
目に見えてよい場所である
ということです。

鎮守の森というのは、
まさにイヤシロチだからこそ


木々が育って
森になっていたということです。

さすがに電流を測ることは
できませんが、

植物の生育は、
土地を見る時にも、
ちょっと役立ちそうな
バロメータです。

本日はこれまでです。
おうちのはなしからでした

では、では。

「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」

私の使命です。