家づくりこぼれ話!

こんにちは 
建物と土地とお金のプロ菅原です。

住宅省エネ義務化と関連
省エネ住宅ほど
強い家でなければならない
毎年のように猛暑が続き、
世界中で洪水のニュースが流れて、

地球の気候変動は
明らかに変わりつつあります。

その一番の原因といわれている
CO2を削減する活動は、
世界をあげて取り組むべき課題と
なっています。

日本でも、
その建築物の省エネの改正が重ねられ、
2025年は大きなターニングポイントを迎えます。

脱炭素の未来
建築物に対する脱炭素の未来への道筋は、
2025年の住宅省エネ義務化で
大きな区切りを迎えることになりますが、
これで終わるわけではありません。

生活に使うエネルギー消費量を
減らすことは、

オペレーショナルカーボンとして
脱炭素に貢献することですが、

建設時の排出炭素の削減も
考えなければなりません。

エンボディドカーボン
と呼ばれるものです。

そもそも木材は、
樹木が光合成によって空気中の炭素を
吸収して成長したものです。

この木材を、
成長してきた期間以上に
長期使用することは、

炭素の循環を考えても
大事なことです。

長期使用に耐える強度が
求められるのも当然です。

そのために、
中高層建築物にも木造化の取り組みが
研究され建築されています。

しかし、
建築物は木材だけでは建てられません。

金属やコンクリートを
使わなければならないのです。

これらの材料の多くは、
鉱物を掘り、

大きな熱量を使って
材料となっています。

この熱量を与えるのに、
大きな炭素排出を伴うのです。

たとえば、
鉄1㎏を使うための炭素排出は、
2.2㎏-CO2あります。

1㎥のコンクリートを使うためには、
270㎏-CO2の炭素排出量を伴います。

鉄やコンクリートの使用量が
少ない木造住宅でも、

約3トン-CO2もの
炭素排出量があります。

本日はこれまでです。
おうちのはなしからでした

では、では。

「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」

私の使命です。