完成すると見えなくなってしまう壁の中にある断熱材。だからこそ、高い断熱性や安心・安全にもこだわって断熱材を選んでいます。
熱伝導率の低い断熱素材の選定、隙間なく施工できる吹き付け断熱材の採用で、高気密・高断熱を実現します。
現場での発泡施工だから細部の隙間も解消
Nice-Smart2030が採用する吹き付け断熱材は、無数の細かい連続気泡で構成された硬質ウレタンフォームで、グラスウール10Kの約40%UPの断熱効果を発揮。
自己接着力も高く、細部への施工が可能です。また、繊維系断熱材に比べ透湿性は低く躯体内の結露を抑制するため、建物の耐久性を高めます。
熱損失のない安定した充填性
国産のJIS規格品を使用。
グラスウールなど繊維系断熱材などは躯体に押込みすぎると潰れてしまい、厚みの確保が難しくなります。吹付け断熱は、液体が躯体の狭いすき間に入り込み奥側から手前側へ発泡してくるので、隙間のない断熱施工が簡単に行えます。
断熱は素材自体の優劣の話になりがちですが、一番気を付けないといけないのは隙間なく施工ができるかどうか。
断熱材の施工の状態によっては最大で54%の熱損失が起こり得るので、僅かな熱伝導率の差よりも安定した充填性の方が優先されるのです。
小屋裏温度の実測データ
気温が20℃を下回っていても、晴れている日の屋根の温度は約50℃もありますので、小屋裏の温度も殆ど同じになります。
吹付け断熱100mm施工すると、24時間温度を測定し続けても小屋裏は20℃前後で安定します。
赤外線の約85%を反射する遮熱シート
Nice-Smart2030は吹き付け断熱と併せて、赤外線の約85%を反射する遮熱性を持つシートで家を包み、断熱性能を高めています。
シートの素材であるアルミニウムは、赤外線反射率を持ち、熱の放射を抑える特徴を持ち、夏は屋外からの赤外線を反射し室内を涼しく、冬は屋外への熱の放射を抑え室内を暖かく保ちます。