家づくりこぼれ話!
こんにちは 建物と土地のプロ菅原です。
トイレの先進国
お風呂と同じように、
日本のトイレに世界が驚いています。
先の16世紀の宣教師も清潔感に驚き、
現代のハリウッドスターなどの海外セレブも、
日本のトイレを体験してその快適さを
忘れられないといいます。
日本の一般家庭では、
温水洗浄便座の普及率は80%を超え、
100世帯あたりの設置数は111台。
つまり、
世帯数よりも多くの洗浄便座が
設置されています。
日本人にとっては、
普通の生活の一部となっていますが、
外国人にとっては特殊なトイレです。
このトイレも、
じつは毎年のように進化しています。
なによりも、
洗浄に使う水の量が少なくなっています。
古いと10ℓほど使っていた水量が、
今では半分以下になっています。
世界中で水不足が深刻化していて、
地域によっては6Lまでの水量の規制もありますが、
日本のトイレが解消します。
溜めていた水を単純に流すのではなく、
水道の圧力も利用して渦流をつくることで、
少ない水でも力強く流せるように設計されています。
水流だけではなく、
特殊なセラミック塗装技術で
汚れがつきにくくしたり、
形状を工夫することで、
掃除しやすい形にしています。
その他にもさまざまな機能を持った
トイレが開発されていて、
初めて見る人には、
まるでトイレの形をしたロボットのように
感じるかもしれません。
まさに日本はトイレの先進国になっています。
トイレの最新機能
脱臭機能/温風乾燥/ノズル洗浄/
暖房便座/衛生便座/
ダンパー式便座&蓋/蓋の自動開閉/
飛び跳ね防止泡/トイレ収納
これらもすべて、
トイレの便座が改善されることによって、
達成されてきたものですが、
和式トイレはすっかり消えて、
様式化されたことに始まります。
排水の技術が進むことで、衛生的になり、
普通の部屋と同じようにト
イレを扱うことができるようになりました。
これによって、
トイレも居室や廊下とまったく同じ床材で
仕上げられるようになりました。
水周りの文化は以上です。
本日はこれまでです
おうちのはなしからでした。
では、では。
「家づくりを通じて、
ご家族が幸せになるお手伝いをする」
私の使命です